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それまでRF900をベースとしたマシンでレース活動を行なってきましたが、各部の寸法やディメンション等、多くの変更が要求されるようになり、その全てを理想的なものとするためにオリジナルシャーシを製作し、生まれたのがラジカル初のオリジナルフレームのレーシングマシン、RPC-01です。
ハイパワーなエンジンに耐え、なおかつシャープで安定したハンドリングに必要な要素がこのフレームで表現することができました。
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RPCの概念
ラジカルの考える理想のフレーム像は、強度を持たせたパワーユニットとステアリング系を別々に考えることによって答えがみえてきました。このRPC-01は2つのタイヤがついたシャーシを走らせるためにエンジンがあるという概念ではなく、エンジンとリアタイヤといったパワーユニットを走らせるためにステアリング系のフレームとフロントタイヤがあるという考え方に基づいて製作しています。
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高剛性スイングアームピボットにはアルミを使用し、しなやかで剛性のあるトラスフレーム部にはクロモリ鋼を使用。フレーム単体ではこのように非常にコンパクトしかも軽量で高剛性です。
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RPC-01
シェイクダウンは文字通りはじめての走行で、K3サンデーカップにて自らライディング。ハンドリングよりもまず、無事にバラバラにならずに走ることができたことに感激しました。
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2003年には筑波サーキットで開催のグランドスラム
HUGE1に参戦。及川選手のライディングで予選8位、決勝9位という好結果に終わりましたが、1分2秒台というハイアベレージでも挙動を乱すこともなく、最新スーパースポーツにも劣らぬシャーシパフォーマンスが証明されました。 |
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アルミタンクを製作。 |
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TUBE SUPPLY ラジエターホースを取り付けました。 |
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RPC-02
秋のグランドスラムHUGE1クラスではGSX-Rの油冷1100エンジン搭載のRPC-02で参戦。上田選手のライディングで念願の初優勝をしました。
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